世の中には、多種多様のビジネスノウハウ本がありますが、「書かれている内容(理論)」は、ほぼ同じといえます。もちろん、書き手のレベルによって良書と毒書に分かれますが「何を言わんとするか」は、整理すれば数行の文章に置き換えることができます。

また、事例が豊富であれば、読み手の納得度を高めることができますが「身になる事例なのか」というとそうでないケースの方が多いのではないかと思います。事例の多くが跡付け理論によって描かれているのが実態であり、「事実とは異なるものは身にならない」と個人的には考えています。

とはいえ、「読まないよりは読んだほうがいい」と考えるのがビジネスプロデューサーです。彼ら彼女らは、「世のビジネスピープルたちが、どのような勉強をし、どのような理論によって物事を処理しようとしているのか」を知ることができるからです。

マーケティング戦略にしても、まぁまぁ勉強されて、まぁまぁご活躍されている方たちの考え方や進め方は、ほぼ同じです。つまり、「聞かずとも察することができるレベル」といえましょう。

「そんなレベルでは、戦略とはいえない」

そう考えるのが幾つものプロジェクトをこなしてきた経験豊富なビジネスプロデューサーたちの見解です。

そんな彼ら彼女らが知りたいのは、事実(現実)であり、時代の変化を読み解くヒントです。よって、調査データ重視の本などは何度も目を通し、現在と未来の違いを予測する癖があるようです。

そんな彼ら彼女らですが、「一流のビジネスプロデューサーを目指すのであれば、小説をもっと読め」といいます。

小説には、創造力を養うストーリー展開、表現力、そして、ビジネスでいうロジカルシンキング等にも役立つメソッドがあるらしいです。

「斬新なアイデアや戦略は、色々なシーンが重なって浮き上がってくる」

そんな言葉(自然の法則)も「ビジネスプロデューサーらしさ」だと思いました。

【本日の課題】
一流のビジネスプロデューサーになるために、ノウハウ本だけでなく小説をもっと読み漁りましょう!

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