「このビジネスは成功するだろうか？」と聞かれて、あなたは何と答えるでしょうか？
もちろん、「そのビジネスがどのようなのものか？」「他社を凌ぐ戦略があるのか？」等、中身を知らずして答えは出せないのは言うまでもありません。
しかし、中身を熟知しても「成功するか、しないか、は、誰にも分からない」と言えるのではないでしょうか。ただ言えることは、「きっと成功するよ」と答えてあげることが本人のやる気や成功する可能性を引き上げることにつながるだろう、と言うことです。
同じような質問をビジネスプロデューサーが受けたとしたましょう。きっと彼ら彼女らは「成功するか、しないか、より、成し遂げたいか、だけだ」と返すと思います。
ミッション思考で行動する人たちだからです。
人生もビジネスも、成功と失敗を繰り返しながら変化していく、いや、自分自身が強くなっていくと言えます。ゆえに持続継続できるだけの体力（肉体的、精神的、資金的）が必要であり、その体力は健康の上に成り立つものです。
アンチエイジングを研究されている白澤卓二先生（順天堂大学大学院教授）の著書「寿命を延ばす思考」の中で「健康的に生きる人たちはミッション思考である」と言われています。ミッションを遂行するために知恵を働かせ、新たなことに挑戦する。そして、自分の体と心をメンテナンスしているのだそうです。
寿命を延ばす思考は、老化防止を前提に書かれている本ですが、先に申し上げた「持続継続できるだけの体力」は、白澤先生の言う『思考が寿命を変える』とイコールのように思えるのです。
そう、ビジネスの寿命として考えてみて下さい。
仮に、あなたのビジネスが成功した、としましょう。でも、成功が束の間だったら、本当に成功したと言えるのでしょうか？
【本日の課題】
成功する、しないが気になり始めたら、もう一度ミッションについて考えて見ましょう！