BPA(日本ビジネスプロデューサー協会)内には、学生のためのコミュニティ(BPAジュニアリーダーズクラブとBPAアカデミッククラブ)があります。

BPAジュニアリーダーズクラブ(JLC)は、現役高校生を対象し、BPAアカデミッククラブ(AC)は、現役大学生を対象としています。いずれも実践的なビジネスを学ぶ「ビジネスコミュニティ」です。

BPAでは、学生が中心となるビジネスコミュニティ内から未来のビジネスプロデューサーが誕生することを願って様々な取組を始めています。

その様なことから、「同じようなコミュニティが他にあるのではないだろうか?」とネット内を徘徊していたら学生向けのビジネススクールがありました。

高校生と大学生を対象とし「1ヶ月5,000円からはじめられる」とあります。

そこで、こう思いました。
「BPAは、なぜ、無料なの?」と。

学生のコミュニティを支援するのに経費が掛かりますし、現在着手しているプロによる指導テキスト制作等もお金にしたら、いくらになるのだろう、と思います。

よって、
「高校生は未だしも、大学生からは有料にすべきではないか!」と。

ごくごく普通の疑問が湧きましたので、BPAの理事に質問してみました。

—- START —
Q : BPAアカデミッククラブ(AC)の有料化は無いのでしょうか?

A : 有料化は、全く考えていない!

Q : なぜでしょうか?

A : ACのメンバーは、顧客ではなくパートナーであるから

Q : では、様々な取組のためのコストをどう捻出するのでしょうか?

A : ACメンバーと共に取り組むビジネスで稼ぐから大丈夫!

有料化されているところと似た活動であってもビジネスモデルが全く異なるのだ。それに、本当に実践的なビジネスを学ぶためには、実際のビジネスを始めることだ。そして、実際に稼げるようにならないと教えたことにはならない。

BPAは、学んで終わりの学校ごっこはやらない。
BPAアカデミッククラブで学ぶことは、即行動するためにある。また、教える側も本当にビジネスを教えることができるのなら、学生に対し教える段階でお金を取ってはいけない。教えた結果として生まれる「ビジネスで稼いだお金」を分かち合えばいい。

Q : でも、すぐに儲かる訳ではないので、継続するには有料化も必要では?

A : 継続するには循環する仕組が必要なんだ。

活動資金を捻出するためにBPA BANK(投資会社)を設立する。そして、学生のプロジェクトに投資をするが、学生がその責任を負うのは未だ早いと考えている。ゆえに、BPAの正会員であるビジネスプロデューサーにサポートしてもらうことになっている。さらに、そのビジネスプロデューサーが投資家に対する責任を持つ。よって、真剣に学生たちに教えることになる。学生たちから学ぶこともあると思うが・・・

それが真価を追求するビジネスプロデューサーらしさ、であり、BPAだ!

Q : それが、と言われても、それが循環する仕組とどう関係があるのでしょうか?

A : その回答は、BPAメンバー限定で頼むよ!

— END —

ということで、「ビジネスモデルが全く異なる」「継続するには循環する仕組が必要なんだ」という言葉で片付けられてしまいました。

ただ、なぜ、前回のBPA LIVEで大学生のプロジェクト発表と同時に投資会社設立の発表があったのか、見えてきました。

「有料化しない代わりに投資会社を設立するんだな」と。

それと、「有料化している学生向けのビジネススクールもご存知だったんだな~」と。

あと、関係の無いことかもしれませんが、本日、たった4円の中古本が届きました。もちろん、送料がありますので、払ったお金は計261円です。中古本屋さん、たった4円ですから大変だな~と思ったら、宣伝チラシが数枚同封されていました。

ということは、「中古本を売って稼いでいるのではなく、宣伝してあげて稼いでいるんだ」と思いました。

BPAの学生コミュニティにも、そういったビジネスモデル?仕組?があるのでしょうね。

【本日の課題】
4円の本を売る中古本屋さんのビジネスの仕組を図解してみましょう!


BPA LIVE Vol.38 Inormation
パーソナルブランディング – 魅せるビジネスプロデューサーになるために

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