限られた時間内で理解を得るのことは大変なことです。
だからと言って、「言い尽くす」プレゼンは得策とは言えません。
また、「すべてを語らないと理解できない」は間違いです。
すべてを語らずとも感じ取らせることができるからです。
それには、『理由』が要ります。
何を、どのように、いつ(What, How, When)ではなく、何を、何故やるのか(What, Why)に注力することです。
企画は、単なる計画や報告とは異なります。
「企む理由」なくして企画とは言えません。
あるビジネスプロデューサーの話です。
20ページもの企画書を準備したにもかかわらず、クライアント(社長)の都合で15分程の時間しかもらえなかったそうです。結果、使った資料は1ページ目(表紙)と2ページ目(コンセプト)のたった2枚でした。
後日、クライアントから連絡があり「プロジェクト化したいので具体的な内容を聞かせて欲しい」と言われたそうです。
1ページ目の表紙は、「何をするのか」を感じ取れるタイトルになっていて、2ページ目のコンセプトには、簡単なスケッチと「何故やるのか」を少し長めの文章で記していました。
つまり、20ページの企画書は、「最初の2枚に集約されていた」といえます。
後日、分かったそうです。
クライアント(社長)は、2ページ目の「理由」に感動していたことを。
【本日の課題】
「何故やるのか?」を考え抜きましょう!
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BPA LIVE Vol.38 Inormation
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