「ビジネスプロデューサーは、事業を創り、ある段階で事業を売る人である」
その言葉に対し、「君の考え方は間違っている。事業や会社はモノではない。自分のやりたいことや夢に情熱を持って挑戦し続けることを伝えていくべきじゃないか!」という方がいました。
なぜ、事業売却なのか?
>>> ビジネスプロデューサーとして活躍されている方から、その考え方をお聞きしました。
私は、自分がやりたいこと、よりも「ストラテジックバイヤー(企業)にM&Aを持ちかけることを前提にした新規事業開発」を考えます。それによって、自ずと事業領域が決定されます。
ストラテジックバイヤーとは、何らかのシナジーを求めて積極的に買収をする企業のことです。皆さんご存知のグーグルやソフトバンクもストラテジックバイヤーといえます。
ストラテジックバイヤーと資本関係を結ぶことによって豊富な経営資源が活用可能になり、自ずと事業の成長スピードが加速します。
つまり、「M&Aによって、事業の可能性を広げることができる」ということです。
よって、ビジネスプロデューサーは、事業の売却を前提にした事業化を考えます。事業をいち早く成長させるためにも。
ビジネスプロデューサーにとって、『出口戦略は、ある意味「マーケティング戦略」である』といえます。
【本日の課題】
「出口戦略が、なぜ、マーケティング戦略なのか?」考えられる理由を書き出してみましょう!