「失敗した」それは、過去のこと。
変えようのない事実といえます。
しかし、その事実を悔やみ、くよくよと考えてしまう人が多いのも、これまた事実といえます。
くよくよと考えることは、時間とエネルギーの無駄遣いであり、一所懸命に考えたところで解決策は見出せません。それどころか、こだわるほど身動きがとれなくなる「硬直状態」に陥ってしまうかもしれません。
ゆえに、くよくよと考えはじめたら、「自分の過去に見切りをつけ、自分の未来に目を向けること」が大切です。
それは、「事実に真正面から立ち向かうこと」を意味しています。
自分の過去に見切りをつけるとは、過去を忘れることではなく、過去の行為を分析し教訓を得ようとする姿勢のことです。
情緒的ではなく、論理的な姿勢に徹することで過去の事実に対する悔やみや苦しみを消し去ることができます。
自分の未来に目を向けるとは、同じような失敗を繰り返さないために常に学習する姿勢を持ち、どんなマイナス感情でも冷静な論理で処理し、プラスの決意へと転換していく姿勢のことです。
プロジェクトリーダーともいえるビジネスプロデューサーに停滞は許されません。過去の事実に思い悩むのではなく、考え抜き、自分とメンバーのマイナス感情をプラスの決意に変えてゆける存在こそがビジネスプロデューサーなのです。
【本日の課題】
事実に真正面から立ち向かい、マイナス感情をプラスの決意に転換しましょう!