近頃、「ビジネスプロデューサー募集」という人材募集のネット広告を目にすることが多くなりました。しかし、私たちが考えるビジネスプロデューサーは、皆雇われない自由人です。よって、広告を目にする度に違和感を覚えます。
雇われない自由人の代名詞としてフリーランスが挙げられます。フリーランサー募集というネット広告もよく目にします。こちらは、ビジネスマッチングを主目的とするクラウドソーシング(プラットフォーム)への呼びかけで「個人にビジネスチャンスを」ということになりますがクラウドソーシングは単なるピンハネビジネスです。
雇用も保証もせず、上前だけをはねる空っぽビジネス全盛期、こちらも「何か変だ」と違和感を持ちはじめている人は多いと思います。
雇われない生き方を大抵の人は、「新しい生き方」といいます。その新しい生き方に憧れる人たちもいるし、致し方なく新しい生き方にチャレンジする人たちもいます。
そこで、ビジネスプロデューサーにこんな質問をしてみました。
1. なぜ、雇われない生き方をしているのですか?
2. 雇われない人たちが心掛けておくべきことは?
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1. Answer
会社は、基本的に縦のつながりで成立している。縦のつながり(ピラミッド)の中では、自由な発想ができなくなる。雇われない存在(レベル)だからこそ横のつながり(個のネットワーク)を築くことができる。そして、プロジェクトチームは、横のつながりで最適化されていく。ゆえに雇われたくない。
2. Answer
言われる通り、クラウドソーシングは、単なるピンハネビジネス、同様にフリーランサーは単なる業務請負人、だから今のところ成立している。しかし、いずれもすぐに限界に達すると予測している。ピンハネの限界、安売りの限界…。それと一人で完結できる仕事は、楽だが遣り甲斐がなくなっていく。我々のようなビジネスプロデューサーと共に創るビジネススタイルをとることができれば、一人一人の存在価値を何倍にもすることができるし、色々なもの(情報や資源)を分かち合う余裕も生まれてくる。よって、心掛けておくべきことは、「誰と組めるか(どんなプロジェクトに参加できるか)」だ。少なくともクラウドソーシングではない。
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ということでした。
ビジネスプロデューサーは、常に横のつながりを意識し、「共創」というビジネススタイルを好んでいます。
ビジネスプロデューサーも雇われない個人事業主ということになればフリーランスに属するのだと思います。しかし、プロジェクトチーム(個のつながり)あってのビジネスプロデューサーともいえます。一人では成り立たない仕事ですが、仲間一人一人の能力を掛け合わせ、生み出す価値を何倍にもする力を有しているのだと思います。
新しい生き方にチャレンジする人、単なる業務請負人で終わりたくない人は、真のビジネスプロデューサーと共に取り組めるビジネスを見つけてみてはいかがでしょうか。
—本日の課題—
ビジネスプロデューサーも「フリーランサーと呼ばれる身近な人たちと、どのようなビジネスを創造できるのか?」考えて見ましょう!
—INFORMATION—
BPAメンバーズサイト(BPA.JP)内には、Q&A機能が有りますのでビジネスプロデューサーにいつでも質問することができます。